iPhone 14 シリーズが発売されて早速iPhone 14 Proを購入し、それに合わせて購入した充電器を紹介します。
それは「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」。
最大30W出力でUSB-Cポートを搭載したUSB PDとPPS対応の超小型充電器で、
この製品の特徴は、小さいのに更にプラグが折りたためること。
Anker製品の中で、30W以下の1ポートタイプ充電器は小型急速充電器としてスマホやタブレット、MacBook AirなどノートPCまで充電できることで人気でしたが、プラグが折りたためないデメリットがありました。
それが、Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)ではついにプラグが折りたためるようになったんです！
これでカバンやポーチに入れてもコンパクトになりますし、プラグで他のものに傷がつかなくなりそうで良かったです。
本記事では、iPhone 14 Proも使用してAnker 511 Charger (Nano 3, 30W)をレビューしていますので、iPhone 14 シリーズを購入して充電器がない方やパワーのあるコンパクトな充電器を探している方の参考になれば幸いです。
Amazonのお得な情報
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)：レビュー
外観と仕様
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)は一般的な30W出力の充電器と比べて約70%の小型化を実現し、Anker最小の折りたたみ式プラグを搭載した充電器です。
空箱かと思うくらい超軽いです。そんな重さ約38gの充電器がどんな充電器かわかりやすいようにデザインされたパッケージで、店頭で並んでいても選びやすいです。
裏面にも本製品の特徴がわかりやすく記載されています。
本体とユーザーマニュアルが入っていますが、充電用ケーブルは入っていませんので別途購入が必要になります。
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)は急速充電に対応していますが、その性能を発揮するには急速充電対応のケーブルが必要になります。
本製品と同じタイミングで発売された急速充電対応の充電ケーブルを紹介していますので、あわせてチェックしてみてください！
-
-
【Anker エコフレンドリー ケーブル レビュー】Anker初の環境に配慮したエコ素材採用の充電ケーブル
Ankerからエコフレンドリー素材を採用した「Anker 541 エコフレンドリー USB-C & ライトニング ケーブル」および「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & ...
続きを見る
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)は1ポートタイプの最大30W出力のUSB PDとPPSに対応した充電器となっています。
| 製品名 | Anker 511 Charger (Nano 3, 30W) |
| サイズ | 約36 × 29 × 29mm（プラグ部分を含まない） |
| 重さ | 約38g |
| 出力ポート | USB Type-C × 1 |
| USB PD出力 | 5V=3A / 9V=3A / 15V=2A / 20V=1.5A（最大30W） |
| PPS出力 | 3.3-11V=3A / 3.3-16V=2A（最大30W） |
| 最大出力 | 30W |
| 色 | ホワイト、ブラック、ブルー、パープル、グリーン |
仕様は上記の通りで、スマホの一般的な5W出力の充電器に比べて最大3倍早く充電が可能で、iPhone 14 シリーズもUSB PDに対応していますので急速充電ができます。
また、一部ではありますがSamsungのGalaxy S21 シリーズ・S22シリーズなどのPPS対応スマホへの急速充電も可能です。
PPSとは？
Programmable Power Supplyの略。機器に合った最適な給電が可能で効率よく電気を送ることでロスを抑えます。さらに機器の発熱も抑え、安全性も高く、バッテリーにもやさしい。
今回購入したのはブラックです。さらさらしたマットな質感の素材を使用していて、指紋や汚れはつきにくいかなと思います。
ポート側はすりガラスのような素材で、ポートの上部分の印字が少し浮き出て見えるようになっていておしゃれです。しかも、見る角度によって印字も違った色に見えますので、ぜひお試しください。
カラーはホワイト、ブラック、ブルー、パープル、グリーンの5色。充電器はホワイトかブラックのイメージですが、男女問わず好まれそうな色展開です。iPhoneの色やケースの色に合わせたり、選ぶ楽しみもあります。
サイズは約36 × 29 × 29mmで同クラスの充電器の中では最小で、Anker 711 Charger (Nano Ⅱ 30W)のような大きさをプラグ格納型で実現しています。
プラグを格納すると最大20W出力のAnker PowerPort Ⅲ Nano 20Wと比べてみても、よりコンパクトに。iPad Pro 11インチ（第2世代）に付属している充電器（最大18W）と比べて高出力ながら圧倒的に小さい。電源タップに差しても邪魔にならない大きさ。
プラグの面には確認証マークがプリントされています。PSEマークも付いていて安全性の高い商品です。
PSEとは？
Product Safety Electrical appliance and materialsの略で、電気用品安全法の基準に適合する電化製品につけられるマークです。
ActiveShield 2.0搭載
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)は従来の多重保護システムに加えて、ActiveShield 2.0というAnkerの新しい機能によってさらなる安全性を実現しました。
このActiveShield 2.0によって常に温度を計測し制御するため、デバイスを熱からしっかり守ってくれます。
充電性能やサイズだけでなく安全性能も進化していることも、Anker製品の人気の理由なのかもしれません。
充電性能
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)は、GaN（窒化ガリウム）を搭載した最大出力30Wの急速充電器です。
まず、iPhone 14 Proを充電してみたところ、約20Wで充電されることを確認しました。
そして、バッテリー残量7%からスタートして100%になるまでの充電時間も確認しました。
| Anker 511 Charger (Nano 3, 30W) ＋ Anker 541 エコフレンドリー USB-C & ライトニング ケーブル | |
| 充電時間 | バッテリー残量 |
| ０分 | 7% |
| 15分 | 38% |
| 30分 | 63% |
| 45分 | 80% |
| 60分 | 89% |
| 75分 | 96% |
| 97分 | 100% |
30分で56%も充電できて急速充電できていることが確認できました。そして、60分後に89％まで到達する充電スピードでしたが、この後はゆっくりモードで充電されていて、75分後に96％、充電開始から100%になるまでは97分かかりました。データからすると30分〜45分の充電でバッテリー残量は十分かなと思います。
この結果で私が驚いたのは、30分で56％の充電よりも15分で31％も充電されたことです。細かいデータを取ってはいませんが、充電開始から10分後までが特に充電スピードが速かったです。
次にiPad Pro 11インチ（第２世代）を充電してみましたが約28Wで充電できていました。
より速く充電したい場合は、45W以上の充電器をおすすめします。
-
-
【Anker Nano Ⅱ 45W レビュー】スマホからノートPCまで急速充電!!最大45W出力の小型USB-C充電器
スマホやタブレット、ノートPCを使うと同じくらいの頻度で使うことになるのが充電器です。最近のデバイスはバッテリーの持ちが良くなっているといえども、充電器は欠かせません。 充電器の種類には1ポートから4 ...
続きを見る
M2 MacBook Airの充電は約28Wで急速充電とは言えませんが、出先で充電するには十分でしょう。
M2 MacBook Airをより速く充電したい場合は、60W以上の充電器をおすすめします。
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)レビュー：まとめ
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)はプラグが折りたためる、USB PDとPPSに対応し急速充電ができる超小型充電器です。
スマホやタブレット、MacBook Airなどの一部のノートPCまで幅広く充電できますが、スマホとタブレット向きの充電器かなという印象で、ノートPCを充電するにはもう少しパワーが欲しいところです。
それでもこの充電器一つでスマホからノートPCまで充電できる性能は素晴らしく、30Wクラスの急速充電器ではこれ以上ないと言っても良いくらいのコンパクトさだと思います。
コンパクトなUSB充電器をお探しの方は、ぜひAnker 511 Charger (Nano 3, 30W)をチェックしてみてください。
」。 ){kind=link}