ワイヤレスイヤホンを使っている人がどんどん増えてきていますが、有線タイプを使っている人やそもそもイヤホンを使っていない人もまだまだいるはず。
そんな人たちにワイヤレスイヤホンの良さをお伝えしたいわけですが、ワイヤレスイヤホンて高価なイメージがあるかと思います。
そこで今回紹介したいのが、「Anker Soundcore Life Note 3S」です。
この商品はオーディオ機器を多く販売しているAnkerの中でも比較的購入しやすい安価な価格でありながら、着け心地や音質、機能などが価格以上のコスパ最高のワイヤレスイヤホンです。
なので、Anker Soundcore Life Note 3Sは「ワイヤレスイヤホンて使い勝手いいの?」、「どうせ高いんでしょ?」と思っている人や、ワイヤレスイヤホンデビューしたい人には特にすすめたい商品です。
本記事では、Anker Soundcore Life Note 3Sをレビューしていますので、ワイヤレスイヤホンを使ったことがない方や購入を検討している方、カナル型イヤホンの圧迫感で耳が疲れる方の参考になれば幸いです。
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Anker Soundcore Life Note 3S:特徴

Anker Soundcore Life Note 3Sは、Anker初のインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンで、特徴は以下の通り。
ネジネジしながら耳に押し込んで装着するカナル型とは違って、インナーイヤー型は耳の中にポンと置くように装着できるタイプで圧迫感がなく、耳も痛くなりにくいので長時間つけていることができます。
なので、在宅ワークでZOOMやTEAMSなどを使う機会が多くなる人は耳への負担が小さいインナーイヤー型のイヤホンがおすすめです。
Anker Soundcore Life Note 3S:レビュー
さて、Anker Soundcore Life Note 3Sがどんな製品なのか見ていきましょう。
外観・仕様


パッケージはとてもコンパクトで裏面には製品の特徴がわかりやすく記載されています。

同梱品は以下の通り。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- USB-Cケーブル
- マニュアル
充電ケースはワイヤレス充電に対応していますが、USB-Cケーブルでの充電も可能です。充電器は別途購入する必要がありますのでご注意ください。


ケースは手のひらにすっぽり収まるサイズで重さはイヤホン本体&ケースで約58gです。


イヤホン本体の重さは片方で約4gでつけていることを忘れそうになるくらい軽いです。

Anker Soundcore Life Note 3Sはワイヤレス充電(Qi充電)に対応しています。仕様頻度の高い人にとってはとても快適。


ワイヤレス充電器を持っていない人は充電ケースの後ろ側に付属のUSB-Cケーブルを繋いで充電できます。ただし前述の通り、充電アダプタは別途用意してください。
充電中は充電ケース正面のインジケーターが点滅するので充電状況の確認ができます。

充電していない時はケースを開くたびに点灯するのでバッテリー残量の確認がしやすくなっています。インジケーター1つで約33%のバッテリー残量になります。
製品仕様は以下の通り。
Anker Soundcore Life Note 3S | |
通信方法 | Bluetooth 5.2 |
充電方法 | USB-C 有線接続 / ワイヤレス |
対応コーデック | AAC / SBC |
再生可能時間 | 最大5時間(イヤホン本体のみ) |
最大35時間(充電ケース使用時) | |
防水規格 | IPX4 |
マルチポイント | 非対応 |
ノイズキャンセリング | 非対応 |
バッテリー性能

ワイヤレスイヤホンはイヤホン単体でも充電が必要でバッテリーの持ちも短いのがデメリットです。
Anker Soundcore Life Note 3Sのバッテリー性能はイヤホン単体で最大5時間、充電ケースとあわせて使うと最大35時間の再生が可能です。
充電は毎日する必要はなく、3日程度は充電しなくても使えそうです。
充電時間はフル充電だと約3時間かかりますが、急速充電に対応しているので10分の充電で約1時間使えるようになるのでバッテリーがなくなってもすぐ使えるようになります。
IPX4(生活防水規格)対応
Anker Soundcore Life Note 3Sは生活防水規格(IPX4)に対応したワイヤレスイヤホンなので、汗や雨で濡れた程度なら問題ありません。
外で使っていて突然の雨で濡れてしまっても、その程度なら問題ありません。
Anker Soundcore Life Note 3Sの音質は?

Anker Soundcore Life Note 3Sはワイヤレスイヤホンとしては手頃な価格で音質はそれなりのものと思っていましたが、私は十分な音質だと思っています。
密閉されているカナル型と比べると低音の迫力が劣る感じがしますが、それでも十分にクリアに聴こえます。
大型の13mmドライバーとAnker独自のBassUpテクノロジーの搭載でデフォルト状態でも低音がしっかり効いています。

デフォルトの設定が好みでない場合は、Soundcoreアプリで低音から高音まで自由にカスタマイズできます。なので、低音の弱いインナーイヤーでもアプリ内の「BassUp」をオンにすることで補正できます。
音の遅延について
ワイヤレスイヤホンを使うにあたって気になるのは音の遅延について。遅延してしまうのではいくら音質が良くても台無しですよね。
iPhoneとiPadで使っていますが、YouTubeや映画鑑賞時でも全く音の遅延を感じませんでした。
Anker Soundcore Life Note 3S:接続方法とカスタマイズ
接続方法
Anker Soundcore Life Note 3SはBluetoothでiPhoneなどのスマホと接続して使うことができます。

スマホの側で充電ケースからイヤホン本体を取り出すと自動的にペアリングの設定になり、Bluetooth設定画面から接続します。
接続する端末がSoundcore Life Note 3Sを検出したらタップして、接続済みになったら完了です。たったこれだけ。
一度ペアリングしてしまえば、次回からは充電ケースの蓋を開けるだけで自動でペアリングしてくれるので簡単です。
専用アプリ「Soundcore」
Anker Soundcore Life Note 3Sは無料アプリ「Soundcore」を使えば音のカスタマイズやイヤホンの管理ができます。
「Soundcore」を起動すると初期設定が始まります。

最初に機器の登録をするので登録するAnker Soundcore Life Note 3Sの蓋を開けて「+機器を追加」をタップします。
すると機器が検出されるので「接続」をタップします。

「装着方法」と「タッチ操作の方法」を確認したら、「確認しました」をタップして接続終了です。お疲れ様でした。
カスタマイズ可能ですが、初期設定は以下の通り。
再生 / 一時停止 | 右のイヤホンを2回タップ |
次の曲へ進める | 左のイヤホンを2回タップ |
音量UP | 右のイヤホンを1回タップ |
音量DOWN | 左のイヤホンを1回タップ |
音声アシスタント | 左右どちらかのイヤホンを2秒長押し |
電話に出る | 着信中に左右どちらかのイヤホンを2回タップ |
着信拒否 | 着信中に左右どちらかのイヤホンを2秒長押し |
通話終了 | 通話中に左右どちらかのイヤホンを2秒長押し |

アプリ内のイコライザー機能ではプリセットから選択したり、カスタム設定で自分の好みの音質に設定できます。

他にはコントロール機能でイヤホン本体をタップした時の動作を使いやすいようにカスタマイズできたり、睡眠モードでお好みに合わせてヒーリングサウンドをミックスして流すことができます。
Anker Soundcore Life Note 3S:まとめ

本記事では、コスパ最高なインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore Life Note 3S」を紹介しました。
インナーイヤー型なのでカナル型の圧迫感が苦手な人にとってはとても楽な着け心地で耳が痛くなりにくいので長時間着用できます。
ただし、カナル型と比べると遮音性が低くなるので外部からの音が入りやすいし音漏れもしやすいので、室内での動画鑑賞やWeb会議、家事をしながらの通話といった使い方に向いているかもしれません。
ワイヤレスイヤホンは高価なイメージがありますが、本製品は6千円台の購入しやすい価格で音質も十分満足できるので、これからワイヤレスイヤホンを使ってみようかなと思っている人におすすめです。