最近の私のお気に入りであるCIOから発売されている『CIO SMARTCOBY Pro SLIM』を購入しました。
これを購入したのはただCIOが好きだからだけではなく、この商品がめっちゃ薄いからです。
モバイルバッテリーって厚みがあるからバッグに入れると結構かさばるんですよね。だから、縦横のサイズは多少大きくても、できるだけ薄型でコンパクトなモノが欲しくて今回はこの商品を選びました。
本記事では『CIO SMARTCOBY Pro SLIM』を紹介していますので、CIOが好きな方や、いかついモバイルバッテリーが嫌な方、そもそもモバイルバッテリーはどれ買ったらいいかわからんって方の参考になれば幸いです。
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CIO SMARTCOBY Pro SLIM:特徴
CIO SMARTCOBY Pro SLIMについて以下に簡単にまとめました。
10,000mAhという大容量で3ポート充電対応でながら本体の厚みはわずか16mmというコンパクトさに衝撃を受けて買ってしまいました。他のメーカーの薄型モバイルバッテリーは薄い代わりに縦横のサイズが大きいものが多いですが、本機は約97.6 × 69mmととてもコンパクトなんです。
10,000mAhはiPhone14 Proを2回充電できる容量です。iPhone14 Proが2回も充電できるくらいならバッテリー切れの心配なんて入りませんね。
しかもパススルー対応なので、SMARTCOBY Pro SLIM本体のバッテリーが減ってもスマホの充電しながら補充が可能。旅行などで出かけるときも安心です。ただし、本機に給電するには充電器が必要になるので、旅行など長期の外出は本機と充電器をセットで準備してください。
CIO SMARTCOBY Pro SLIM:スペック
CIO SMARTCOBY Pro SLIM | |
サイズ | 約97.6 × 69 × 16.2mm |
重さ | 約180g |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
ポート数 | 3ポート(USB-C × 2 / USB-A × 1) |
出力(USB-C1 / C2) | 5V 3A / 9V 3A / 12V 2.92A / 15V 2.33A /20V 1.75A(最大35W) |
出力(USB-A) | 4.5V 5A / 5V 3A / 9V 2.5A / 12V 1.5A(最大22.5W) |
入力(USB-C1 / C2) | 5V 3A / 9V 3A / 12V 2.92A / 15V 2.33A / 20V 1.75A(最大35W) |
対応急速充電規格 | PPS / PD3.0 / QC4.0+ |
カラー | ブラック / ホワイト |
CIO SMARTCOBY Pro SLIMは従来のSMARTCOBY Proの後継機として登場。スペックは上記の通り。
従来のSMARTCOBY Proと比べてバッテリー容量は同じ10,000mAhではあるが、USB-Cポートが1ポート増設され、最大入出力がパワーアップしています。
デザインは一新され、従来と比べると縦横が少し大きくなってはいるが、厚みが26mmから16.2mmと薄くなったことで、パンツのポケットに入れてもガジェットポーチに入れてもスッキリと収まり、持ち運びもしやすくなっています。
CIO SMARTCOBY Pro SLIM:レビュー
パッケージ&同梱物
パッケージはCIO製品お馴染みのデザイン。
CIO SMARTCOBY Pro SLIMにはUSB-C to Cのケーブルが1点付いてきますが、充電器は別途準備が必要になります。
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本体デザインは薄型で全体的に変更
SMARTCOBY Pro SLIMは従来モデルよりも大きさが変わっています。
従来モデルはクレカほどのサイズでしたが、本機は縦横が長くなっています。
厚みは16mmとかなり薄くなったので、パンツのポケットやバッグ、ポーチに入れてもかさばりません。
本体の質感はザラザラとしたシボ加工が施されていて、汚れや傷がつきにくくなりました。旧型はさらっとしたマットな質感でしたが、汚れがつきやすいです。
手に持った感触としては旧型の方が滑りにくく、握った時も感触が良いです。
旧型に搭載されていたLEDバッテリー残量表示は、新型ではドットLEDの表示に変更。個人的にはバッテリー残量の表示は旧型の方が良かったなと思いました。
本体の充電中はバッテリーマークが表示されます。本体の充電はUSB-C1/C2のみ対応しています。
ポートの位置については、旧型は2ポートが左右対称の位置にありましたが、本機はパープルに配色された3ポートが並んで配置されています。2台以上同時充電する時は本機の様に並んでいた方が使いやすいのかなと思います。
本体裏側には小さくて見づらいですが、製品の仕様やPSEマークなども印字されています。
充電性能
CIO SMARTCOBY Pro SLIMは最大35Wの出力でMacBook Airまで充電できるモバイルバッテリーです。
本機はデバイスを充電しながらモバイルバッテリー本体も充電してくれるパススルーにも対応していますが、使用機会の多いモバイルバッテリーとしての充電性能を確認してみます。
iPhone14 Proを充電して見ましたが、結果は以下の通り。
iPhone14 Pro | SMARTCOBY Pro SLIM | |
バッテリー残量 | 充電時間 | バッテリー残量 |
13% | 0分 | 100% |
42% | 15分 | 84% |
65% | 30分 | 70% |
91% | 60分 | 55% |
100% | 104分 | 48% |
充電開始時のiPhone14 Proのバッテリー残量は13%でしたが、30分後には52%補充されましたので高速充電されていることがわかりました。60分充電すればiPhone14 Proのバッテリーは91%に到達しほぼ充電完了レベルです。
100%到達時点でのモバイルバッテリーの残量は48%でしたので、SMARTCOBY Pro SLIMがフル充電の場合iPhone14 Proを約2回充電できることがわかりました。
iPhone14 Pro充電後のバッテリー残量でApple Watch SEを充電してみました。
Apple Watch SE | SMARTCOBY Pro SLIM | |
バッテリー残量 | 充電時間 | バッテリー残量 |
5% | 0分 | 48% |
36% | 30分 | 43% |
67% | 60分 | 38% |
89% | 90分 | 34% |
100% | 114分 | 31% |
Apple Watch SEはバッテリー残量5%から充電を開始した場合は114分でフル充電になりました。SMARTCOBY Pro SLIMのバッテリー残量も17%しか減らなかったのでまだまだ充電できそうです。
MacBook Airはさすがにフル充電まではいきませんが、検証して見た感じだと緊急のバッテリー補充としては十分ではないかと思います。結果は以下の様になっています。
MacBook Air | |
バッテリー残量 | 充電時間 |
9% | 0分 |
24% | 15分 |
40% | 30分 |
55% | 45分 |
バッテリー残量9%から充電を開始して45分で55%まで充電できたところでSMARTCOBY Pro SLIMのバッテリーが0%になりました。MacBook Airのバッテリー持ちの良さからすると、55%まで充電できれば十分です。
CIO SMARTCOBY Pro SLIM:まとめ
本記事では『CIO SMARTCOBY Pro SLIM』を旧型のCIO SMARTCOBY Proと比較しながら紹介しました。
大きく変わったのはデザインで、旧型と比べて薄型になりました。さらに薄型でありながらも3ポート搭載され、最大出力は35Wとパワーアップしました。
パススルーに対応しているのでスマホなどを充電しながら本機も充電が可能で、使いやすい1台です。