iPhone12シリーズから充電器(ACアダプター)が付属せずにUSB-C to Lightningのみが付属するようになりました。初めてiPhoneを購入される方は充電器が付属していないと困りますよね。
iPhone12より前のiPhoneから買い替えの方は、これまで付属していた5Wや18Wの充電器をお持ちだと思いますので、それを使えば一応充電は可能ですが、iPhone12シリーズでは「30分で50%の高速充電」に対応しようと思うと、これまでの18Wではなく最大20W対応のUSB充電器が必要になります。
そこでおすすめしたいのが、ANKER社から発売した世界最小・最軽量の急速充電器「ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W」です。
![ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W 外観](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8591.jpeg)
重さ約30g、500円玉とほぼ変わらないサイズでありながら、搭載されているUSB-Cポートからは最大20Wの出力を実現。パッケージを手にした時は、あまりの軽さに本当に中身が入っているのか心配になるくらい軽くて小さいです。
カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ラベンダーグレー、ミントグリーンの4色です。お使いのデバイスやケースなどに合わせて選ぶ楽しみもあります。
本記事は「ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W」の外観と性能について紹介しますので、気になる方は参考にしてください。
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ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20Wの外観レビュー
![ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W 外観 横](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8592.jpeg)
![ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8593.jpeg)
本体側面はマットな質感で「ANKER」のシルバーロゴがプリントされており、ツルっとした質感のUSB-Cポート上部にはANKER独自技術の「PowerIQ 3.0」のブルーロゴがプリントされています。
![ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W PSEマーク](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8594.jpeg)
プラグは折りたたみではなく、むき出しの状態ですが、PSEマークも付いていて安全性の高い商品です。
※PSEとは、"Product Safety Electrical Appliance and Materials"の略であり、電気用品安全法の基準に適合する電化製品に付けられるマークです。
![ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W 500円玉サイズ](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8596.jpeg)
大きさは500円玉を重ねてもぴったりで約27mm角におさまっています。このサイズ感であれば、持ちは運びも楽!
![ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W 重さ](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8595.jpeg)
重さも約30gで非常に軽くて、単三電池1本程度の軽さです。
ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20WとApple純正 5W USB電源アダプタとの比較
それでは、「ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W」とiPhoneに付属していたApple純正 5W USB電源アダプタとのサイズを比較してみます。
![PowerPort Ⅲ Nano 20W 大きさ比較 Apple 純正品 5W](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2022/07/dec3902cf22293f739a810273f311de1.jpg)
比較してみると、ほぼ同じ大きさということが分かります。
![PowerPort Ⅲ Nano 20W コンパクト](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2022/07/b56a6877a78f57783e0eb0cd450afda5.jpg)
上から見てもほぼ同じ大きさで、充電する時もコンパクト!
このようにサイズはほとんど同じですが、出力3倍以上の最大20Wにまで対応しているので「ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W」は優れものです。
USBポートはどちらも1ポートですが、「ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W」はUSB Power Delivery(PD)とQuick Charge(QC)3.0に対応したUSB-Cポートであるのが特徴です。
スマートフォンやタブレット、ノートPCなどでもUSB-Cの採用がどんどん増えてきていてUSB-C対応の電源アダプタの需要は高まるばかりです。
ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20Wの性能
PowerIQ 3.0(Gen2)搭載
「ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W」はこんなにも小さくて軽いのに驚くべきはそのパワーで、ANKER独自の技術「PowerIQ 3.0(Gen2)」を搭載した急速充電器です。
PowerIQ 3.0(Gen2)は、より大きな電力を供給できるUSB Power Delivery(PD)、クアルコム(Qualcomm)社が開発したスマートフォンやタブレットを高速に充電する規格Quick Charge(QC)3.0に対応した高い互換性を持ち、接続されているデバイスに応じて最適な電力を供給して充電してくれます。
iPhone 14 Proを充電すると
実際にiPhone 14 Pro接続時の出力を計測してみたところ18Wの出力を確認しました。
![Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W & iPhone 14 Pro](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2022/11/B6B5C37F-60D2-43D5-848C-441B73BCEEC8.jpeg)
![Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2022/11/CF2ADE30-5BB5-48A5-A170-E74458F60D5B.jpeg)
そして、30分で約50%に到達する高速充電に関してはどうだろうか。iPhone 14 Proはフル充電になるまでどれくらいかかるのか検証してみましたので、あわせてみてみましょう。
![PowerPort Ⅲ Nano 20W 充電計測](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2022/11/86F86C55-A50C-4202-A9B5-5195A7E2D4B1.jpg)
![PowerPort Ⅲ Nano 20W 高速充電](https://taoharublog.com/wp-content/uploads/2022/11/C30A35F0-B48D-458E-83E1-D13CD6927424.jpg)
結果を見るとバッテリー残量9%から充電を開始して30分で65%まで到達し、56%増えたことから高速充電できていることを確認できました。
朝起きて充電し忘れに気づいて、バッテリー残量0%だったことがあったのですが、家を出るまでの準備中の充電で50%以上充電できました。高速充電に対応していると、こういう時にも助かりますよね。
iPhone 14 Proを高速充電するにはPD対応のUSB-C to Lightningが必要になりますのでご注意ください。
100%到達するまでにかかる時間はというと、1時間39分でした。80%を超えたあたりからは出力が下がり、スローダウンしている感じでした。
優れた保護機能
過電圧保護や電子回路のショート防止、温度管理など、ANKER独自の多重保護システムにより、長く安全に使えます。PowerIQ 3.0(Gen2)と多重保護システムの採用で、接続端末のバッテリー劣化・寿命の影響を防いでくれる優れもの。
確かに、充電中の端末もアダプタ本体も熱くなかったです。
ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20Wのレビューまとめ
この記事では、「ANKER PowerPort Ⅲ Nano 20W」について紹介しました。
iPhoneに付属していたApple純正 5W USB電源アダプタと同じくらいのサイズでありながら20Wという急速充電性能で、スマホやタブレットはもちろん、USB-C搭載のデバイスの充電器としては心強い電源アダプタとなりそうです。
最新のiPhoneにも対応していて1時間40分ほどでフル充電できるパワーは魅力的です。
電源アダプタをご購入の際に、この記事を参考にしていただけたら幸いです。