ノートパソコンやタブレット、スマホを充電するには充電アダプタやモバイルバッテリーだけでなく、それらを繋ぐ充電ケーブル選びも大切です。
充電ケーブルですが、使い終わった後や充電器と一緒に持ち歩く時はみなさんどうしていますか?
くるくる巻いたり、なんとな〜く束ねていませんか??
これがまた使おうとした時に絡まってたりねじれてたりするから面倒ですよね。デスク上で充電する時は巻き癖でムダに広がるし、あまりコンパクトに束ねると断線の原因になりそうだし困ったものです。。。
しかし、くるくる巻いたり、なんとなく束ねてもオッケーなケーブルがあるんですよ。それがAnkerから販売されている「Anker PowerLine Ⅲ Flow」です。このケーブルはサラサラした手触りで柔らかく、絡みにくいUSB-C対応ケーブルです。
最近では端末のUSB-C採用が進んできていて、それに伴って充電アダプタやモバイルバッテリーもUSB-C対応するようになり、しかも急速充電対応が当たり前になってきています。「Anker PowerLine Ⅲ Flow」はそういった点も含めて、今一番おすすめしたいUSB-C充電ケーブルです。
本記事では柔らかくて絡みにくいUSB-C充電ケーブル「Anker PowerLine Ⅲ Flow」を紹介しますので、充電ケーブルで迷っている方や購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
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Anker PowerLine Ⅲ Flow:特徴
Ankerからはこれまで何種類もの充電ケーブルが発売されていますが、このPowerLine Ⅲ Flowは内部の銅線をグラフェンで覆い、外装にシリコン素材を使用した3層構造を採用することで、今までにない柔らかさとなめらかさを実現し、“Flow”の名の通り流れるような充電ケーブルとなっています。
また、PowerLine Ⅲ Flowはノートパソコン、タブレット、スマートフォン向けの「USB-C to C」ケーブルとiPhone、無印iPad向けの「USB-C to Lightning」ケーブルがあり、長さはそれぞれ「0.9m」と「1.8m」のものがあります。今回、USB-C to CとUSB-C to Lightningの2タイプとも紹介します。
さらにカラーバリエーションが豊富で、お使いのスマホなどの端末やケースに合った色や自分の好きな色を選ぶ楽しみもあります。別売りの「Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W」と色を揃えるのも統一感があって良いかもしれません。
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製品仕様
項目 | USB-C to Cケーブル | USB-C to Lightningケーブル |
---|---|---|
長さ |
0.9m 1.8m |
|
重量 |
約29g(0.9m) 約64g(1.8m) |
約28g(0.9m) 約63g(1.8m) |
出力 | 最大100W(PD対応) | 非公表(PD対応) |
データ転送速度 | 最大480Mbps | |
映像出力 | ー | |
色 |
ミッドナイトブラック クラウドホワイト ラベンダーグレー ミントグリーン アイスブルー レモンイエロー ライトパープル |
ミッドナイトブラック クラウドホワイト ラベンダーグレー ミントグリーン アイスブルー レモンイエロー ライトパープル コーラルピンク |
Anker PowerLine Ⅲ Flowの仕様は上記の通りです。
ケーブルの長さは「USB-C to C」、「USB-C to Lightning」共に0.9mと1.8mと2種類あり、使用環境に合わせて選んでください。
出力は「USB-C to C」は最大出力100Wに対応しタブレットやノートPCの急速充電が可能で、「USB-C to Lightning」は最大出力は公表されていないようですが、iPhoneを最大20Wで急速充電が可能です。しかし、共にUSB規格「USB 2.0」なのでデータ転送速度は最大480Mbpsと遅く、映像出力は対応していません。
カラーは「USB-C to C」が7色、「USB-C to Lightning」がコーラルピンクを追加して8色と豊富で、充電ケーブルでよくある黒や白だけでなくパステルカラーもあるのが選択肢が増える嬉しいポイントです。端末の数だけ色違いで揃えるのも良いかもしれませんね。
耐久性
ケーブルの柔らかさ故に断線が気になりますが、Anker PowerLine Ⅲ Flowは約25,000回の折り曲げに耐える耐久性を実現していて、ケーブル内部のワイヤーを断線から保護しているので安心です。
Anker PowerLine Ⅲ Flow:レビュー
今回私が購入したのは「USB-C to C」と「USB-C to Lightning」で両方とも1.8mのミッドナイトブラックです。せっかくカラーが豊富なのに黒が好き過ぎて、両方とも黒を選んでしまいました・・・。
黒のケーブルとiPad Pro スペースグレイの組み合わせがかっこいい!
手触りが良く柔らかい
ケーブルは一般的なケーブルより太めですが、すごく柔らかくてしなやかです。
触った感じはさらさらしていて気持ち良く、充電ケーブルでこの感触は初めてです。
1.8mの長さでありながら小さい箱に入るのも柔らかいからこそ。
この手触りと柔らかさに仕上がったのは外装のシリコン素材のおかげですが、最大の特徴は絡みにくさ。全く絡まないわけではないですが、絡まったどころでスルスルっとほどけます。カバンの中にポイっと入れておいても、いざ使う時にぐちゃぐちゃなんてことにはならないでしょう。
ケーブルバンド付き
ケーブルの外装と同素材のシリコンバンドも付いています。
(なんならこれも同色の黒が良かったな・・・。)
3段階調整で止めることができますが微妙なピッチ・・・。
ケーブルバンドは色々売っているようなので、好みに合わせて付け替えるのも良し!
USB PD(Power Delivery)対応でしっかり充電
Anker PowerLine Ⅲ Flowは「USB-C to C」も「USB-C to Lightning」も急速充電に対応していて、例えばiPhoneだと「USB-C to Lightning」を使用して約30分で0%から50%までの高速充電が可能です。
ただし、iPhoneの高速充電には20W以上出力できるUSB-C対応充電器が必要で、iPad Pro 11インチの急速充電には30W以上出力できるUSB-C対応充電器が必要といったように各デバイスの急速充電に対応した充電器を使ってください。
Anker PowerLine Ⅲ Flowが急速充電に対応しているというのは、急速充電器の性能を活かすという意味になります。
今回はAnker Nano Ⅱ 45Wと組み合わせてiPad Pro 11インチで充電してみましたが、約29Wで急速充電できていました。
一応Anker Nano Ⅱ 45WとiPad Pro 11インチに付属していたケーブルを組み合わせて充電してみました。
結果は約24Wの出力で、Anker PowerLine Ⅲ Flowを使った方が充電効率は良いでしょう。
Anker PowerLine Ⅲ Flow:レビューまとめ
Anker PowerLine Ⅲ Flowをレビューしましたが、期待通りに絡みにくく、ぐねぐねと曲げ癖がつかず良かったです。
丁寧にくるくる巻いたりせず、簡単に束ねてバンドで止めておいても絡むことはありませんし、絡んだどころでスルッとほどけます。クリップなしでも無駄な広がりがないのも良いところです。
ただし、データ転送速度が遅いことと映像出力には使えないデメリットがありますので、充電用として使うのが良いでしょう。また一般的な充電ケーブルと比べると少し高いかなと思います。
ですが、急速充電対応でノートPCやタブレット、スマホの充電ケーブルとしてはオススメです。
カラーも豊富ですし、次回購入するときは黒以外を選ぶようにします。
充電ケーブル選びで迷っているならば、これで間違いないでしょう。