据え置きだけでなく携帯ゲーム機としても楽しめる未だ人気の衰えないニンテンドースイッチですが、ソフトのジャンルによっては本体に付属している純正の「Joy-Con(ジョイコン)」ではやりづらかったり、不便に感じることもあるかもしれません。
私はニンテンドースイッチを購入してから今まで、本体に付属している「Joy-Con」を「Joy-Conグリップ」に装着して使うことが多かったのですが、「モンスターハンター」を始めたことがきっかけで任天堂純正品の「Nintendo Switch Pro コントローラー(モンスターハンターライズ:サンライズエディション)」を購入して、プロコンデビューしました。
そこで任天堂純正品の「Pro コントローラー」を実際に使ってみて良かった点などを「Joy-Con」と比較しながらレビューしますので、気になる方は参考にしてください。
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「Joy-Con」と「Pro コントローラー」の違い
ニンテンドースイッチ本体に付属している「Joy-Con」は本体に装着したまま携帯ゲーム機として遊んだり、本体から外して左右を分け合うことで2人プレイにも対応しているのが特徴です。また「ニンテンドースイッチ スポーツ」のような体感型ゲームなど「Joy-Con」でないと遊べないゲームもあり、追加でもう1セットあるとゲームソフトの種類によっては最大4人プレイが可能です。「Joy-Con」を持ち寄って大人数でプレイしたり、協力・対戦プレイのソフトで遊ぶ場合におすすめです。
対して、「Proコントローラー」は「Joy-Con」より大きめのグリップタイプのコントローラーで、グリップを握ったフィット感と操作性の良さが特徴です。手にしっかりとフィットするので、「モンハン」や「スマブラ」のようなアクションゲームをプレイしたり、長時間ゲームをプレイしたい方におすすめです。
Nintendo Switch Proコントローラーの仕様
Nintendo Switch Proコントローラーの仕様を見ていきましょう。
- サイズ:縦106mm×横152mm×厚さ60mm
- 重量:約246g
- 通信機能:Bluetooth 3.0/NFC(近距離無線通信)
- センサー:加速度センサー/ジャイロセンサー
- 振動機能:HD振動
- USB端子:Type-C
- バッテリー容量:1300mAh
- バッテリー持続時間:約40時間 ※目安です。
- 充電時間:約6時間 ※ACアダプターまたは、付属のUSB充電ケーブルで充電。
大きさとしては「Joy-Con」を「Joy-Conグリップ」に取り付けた大きさと比べると少し横に長く厚みが増す程度です。重さは少し重くなりますが、重すぎるということはないないでしょう。バッテリー持続時間は「Joy-Con」の約20時間対して約40時間と2倍長持ちです。「Joy-Con」が約20時間と決して短くないと思いますが「Proコントローラー」はその2倍で、一日くらい充電し忘れても問題ないですね。
USBはType-Cになっていて、充電する時もPCに接続するときも使いやすくなっています。
Nintendo Switch Proコントローラーの良いところ
「Nintendo Switch Proコントローラー」の仕様を見ていくと、「Joy-Con」と比べて形状以外で大きく違うのはバッテリー持続時間でしょうか。そして他にも「Joy-Con」と比べて様々な利点がありますので、今度は「Proコントローラー」を実際に使ってみて良かったところを紹介します。
押しやすいボタンのサイズと配置
「Proコントローラー」は「Joy-Con」と違って十字キーとなっており、ABXYボタンやL(ZL)R(ZR)ボタンは大きく厚みもあるので、ボタンが押しやすくとても操作しやすい仕上がりになっています。
ボタンとスティックの配置は「Joy-Con」は左右とも縦に並んだ配置となっていますが、「Proコントローラー」は斜めに配置されています。
左のスティックと十字キーは親指が届きやすいように配置されていて、どちらを使う場合でも操作しやすくなっています。また右のボタンとスティックも親指が届きやすい斜めに配置されていて、仕様頻度の高いABXYボタンが上の方で配置されていて操作しやすくなっています。
ボタンの配置が違うだけでやりやすくなるソフトもあります。
ジャイロ機能が使いやすい
「Joy-Con」と同様にSwitch純正「Proコントローラー」にもジャイロ機能があります。「Joy-Con」よりも持ちやすく操作性の良い「Proコントローラー」でジャイロも使えるので、直感的な操作が必要なスプラトゥーンのプレイもやりやすくなりました。
サードパーティ製のプロコンだとジャイロ機能がなかったりするので、さすが純正は機能もしっかりしているなと感じました。
手にしっかりフィットする形状とサイズ
「Joy-Con」は持った時のフィット感がイマイチで、手のひらに触れる面積が少なく、ほとんど指で支えて持っている感じです。大人が持つにはちょっと持ちづらい気がしますが、子供の手にはちょうど良いかもしれませんね。
Switch純正「Proコントローラー」は大人が持った時に手にしっかりフィットする形状で、手のひらにすっぽりと収まるサイズ感になっています。しかも持った時に自然と親指はスティックに、人差し指はLRの位置にくる設計になっていて、とても持ちやすく手が疲れにくいです。また、しっかり握れるため手汗をかきやすくなりますが、滑りにくいように加工されています。
子供が持っても大きすぎることはありませんので、年齢に関係なく使うことができます。
HD振動とamiiboも対応
やはり純正だからでしょうか。HD振動とamiiboも「Joy-Con」同様にしっかり対応しています。
HD振動はゲーム内の状況をバリエーション豊かな振動で表現してくれるので、より臨場感あふれるゲームを楽しめます。HD振動がなくてもいい方は、「設定」からオフにすることもできます。
またamiiboを使うことで特別なアイテムをゲットしたり、ゲーム内にキャラクターとして登場させることができるので遊びが広がり、よりスイッチを楽しめます。
まとめ:スイッチをするならProコントローラーは買っておくべき
Switch純正の「Proコントローラー」を買うまでは、本体に付属している「Joy-Con」と色違いのもう1セットを追加で購入して4人でも遊べるようにしていました。1人または2人で遊ぶ時は、別売りの充電に対応したグリップを使っていたので「Joy-Con」でも十分スイッチを楽しめます。
ただ、モンハンやスプラトゥーン、スマブラなどのアクションゲームには操作性や持ちやすさも大事ですよね。
私はモンハン一狩り行っただけでも「Proコントローラー」の使いやすさを実感できました。
もちろん、ゲームのジャンルや人数によっては「Joy-Con」の方が良い場合もありますので、追加で「Joy-Con」セットと充電対応グリップも持っておくと良いかもしれませんね。
本記事では、任天堂純正品の「Nintendo Switch Pro コントローラー(モンスターハンターライズ:サンライズエディション)」を紹介しました。安心の純正で使い心地の良いので、スイッチするなら買って間違いないコントローラーです。